発熱

風邪などの病原菌、ウイルスが体に入り、体の防衛機能(免疫)が働くとき発熱します。発熱の原因は通常風邪などの感染症ですが、それ以外に膠原病などの炎症、さらには、各種癌でも発熱します。発熱は感染症の原因を診断治療するのが原則です。40℃以上の高熱の場合、または発熱以外に頭痛、呼吸困難、腹痛を伴う場合、髄膜炎、肺炎、胆嚢炎など重篤な病気も考えられるので、早急な医療機関受診が必要です。

肺炎

<症状>

発熱、咳、痰が一般的で風邪に似ています。重症化すると呼吸困難を生じます。高齢者では、これらの症状が目立たず意識障害や全身倦怠感が主病状のこともあります。マイコプラズマ肺炎では痰が少ない、頑固な乾いた痰が特徴です。

<診断>

血液検査

胸部レントゲン、CT検査

尿の抗体検査で、原因としてマイコプラズマ、インフルエンザ、レジオネラを同定できます。

<治療>

軽症であれば外来で抗菌剤内服を処方します。高齢者や重度例では脱水を伴うことも多く、入院して点滴注射薬も必要となります。

髄膜炎

脳のウィルス、細菌感染症

<症状>

頭痛、発熱

<診断>

血液検査で炎症反応を調べます。

脳脊髄液を採取して、炎症反応を調べます。

<治療>

抗ウイルス剤、あるいは抗菌剤

尿路感染症

尿路である尿道、膀胱、尿管、腎臓に病原体が侵入し炎症をおこす病気

<症状>

発熱

排尿回数が増える

排尿痛

<診断>

尿検査で尿中の白血球、蛋白を調べます。

血液検査で炎症反応を調べます。

<治療>

原則として、入院して抗菌剤の点滴をします。

軽症では、抗生剤の内服で経過をみます。