頭痛

頭痛には、見逃してはいけないクモ膜下出血や脳動脈解離など、緊急手術を要したり、生命を脅かしかねない病気があります。いずれも、緊急CT、MRI検査が必要です。今まで経験したことがない頭痛、突然起こった頭痛の場合、直ちに医療機関に行ってください。また、頭痛に発熱を伴っていた場合は、髄膜炎(脳の感染症)の可能性があり早目の治療が必要です。一方、頭痛には特別な病変のない偏頭痛や緊張型頭痛もあります。他に、蓄膿症、緑内障も頭痛をおこすことがあります。また、うつ病も頭痛の初期症状の事があり、注意が必要です。

くも膜下出血

元々、脳動脈に弱い所があって(動脈瘤)、この瘤が破裂し脳表(くも膜下腔)に広く出血します。

<症状>

突然の頭痛で、意識障害を伴なうこともあります。

<診断・治療>

緊急でCT・血管撮影を行った後、カテーテルあるいは開頭による手術が必要です。

髄膜炎

脳のウィルス、細菌感染症

<症状>

頭痛、発熱

<診断>

血液検査で炎症反応を調べます。

脳脊髄液を採取して、炎症反応を調べます。

<治療>

抗ウイルス剤、あるいは抗菌剤

偏頭痛

<原因>

(1)遺伝的な体質

(2)ストレス

<症状>

頭痛は通常2日以内で、血管の拍動に合ったズキン、ズキンとする頭痛です。この頭痛が、階段昇降などの運動、眩しい光、大きい音、嗅いで増強される事がよくあります。頭痛のおこっている時間は、暗い所でじっとしていたくなります。

<治療>

頭痛発作時は特効薬トリプタン製剤が数種類あります。むやみに市販の鎮痛剤を乱用しないでください。

緊張型頭痛

頻度の高い頭痛で頭が締めつけられる痛みが多いです。

<原因>

肩こりやストレス

<治療>

ストレスを減らす

鎮痛剤