癲癇(てんかん)

痙攣の多くは、短時間で自然に消失します。しかし、発作が長時間(30分以上)持続する、頻回に発作を繰り返す痙攣重積状態は重篤で、この場合、直ちに医療機関に搬送することが肝要です。重積状態では、呼吸、血圧、脈、血糖を確認、抗てんかん薬の投与します。痙攣は、成人になるまでに発症するといわれていましたが、近年の高齢化に伴い、高齢(65歳以上)で発症するてんかんも多いと報告されています。

高齢者で、短時間一点を見つめ続ける発作で、本人が憶えていない事も多いのです。高齢者の運転事故増加で話題にもなっています。痙攣は発作を繰り返すことも多く、CT、MRI検査とともに脳波検査が重要で、その結果で抗てんかん薬の予防的投薬も考えます。成人の痙攣で多いのは、複雑部分発作と強直間代性発作です。

複雑部分発作

目を開けてボーと一点を見つめる、ボーとして歩き回るなどの行動があり、発作中話もできますが、本人は発作の記憶がありません。

強直間代性発作

意識がなくなり、倒れて手足をバタバタと大きく震わせます

<診断>

脳波検査、MRI検査をおこないます

<治療>

薬剤治療が主流で近年発作予防に有効な新薬がたくさん登場しています