下血

肛門からの出血で、出血が肛門に近ければ血液に近い色、遠い腸の部位では黒ずんだ血液の色となり、便に混じります。下血の原因として、痔、大腸の炎症(潰瘍性大腸炎など)、ポリープ、癌、憩室(大腸壁の一部が外側に袋状にとびだしたもの)があり、また、腸の血流障害によるものも考えられます。また、胃、十二指腸潰瘍からの出血も下血となることもあります。胃カメラ、大腸カメラによる検査が必要ですが、便中の潜血を定期的にチェックすることも大腸癌の早期発見につながります。

<原因>

1. 腸

 大腸ポリープ

 大腸癌

 潰瘍性大腸炎;大腸粘膜の炎症で潰瘍ができる

 感染性腸炎

 大腸憩室

 虚血性大腸炎:大腸の血流障害で、大腸粘膜が損傷し炎症や腫瘍ができる

2. 胃・食道

 胃・十二指腸潰癌

 逆食性食道炎

3. 肛門の痔核

 

<診断>

  1. 血液検査で貧血をチェックします
  2. 大腸カメラで出血源をさがし、対処します